2005年3月12日掲載
Trine-Lise VaeRing      trespassing
Stunt原盤                   2002年録音

 最近よく見かけるCDのパッケージとして、プラ・ケースを紙ケースで被っているのがあります。そしてプラ・ケースと紙ケースで、ジャケ内容が違う作品が、最近増えてきました。新宿ユニオン中古コーナーでは、それを客側開封不可能なプラ・ケースに収納しております。ということで、買う前に見られるのは、紙ケースのジャケットだけなのです。

 ここに掲載したジャケットはプラ・ケース内のもの。美人という表現が使えないこのジャケを知っていたら、この作品は買わなかった。このジャケで服らしきものは、網が肩にかかっているだけ。紙ケースのジャケは、お尻からのびる二本のお足が網タイツで包まれているものなのです。それだけで、充分購入意欲を湧いたのです。まぁ、ジャケットの話はこれで終わり。

 このスウェーデンの歌手の名前は、トリーネ=リセ・ヴェーリングと発音するらしい。1993年から作品を発表しており、これで6枚目。ギター入りクァルテットでの録音です。

20050312

 ロック寄りではなくロック。それも1980年代以降の斜に構えた雰囲気のロック。大好きなスーシ・フィルドガード(こう読むらしい)との似た点が多い歌手ですが、このトリーネ=リセ・ヴェーリングは好きになれない。目指す方向が、今の僕には合わないということだね。斜に構えていた高校時代に出会ったら、好きになったかも知れません。