ネット通販店DNの宣伝文句に惹かれて購入した作品ですが、注文から3ヶ月経った今では、その宣伝文句をすっかり忘れております。
ジャケを見る限りは、20歳代半ばとお見受けするレベッカ・マーチンさんは、歌手兼ギター奏者です。セミアコを構えている姿は、エミリー・レムラーさんを思わせます。彼女のサイトを確認したところ、これが3枚目の作品になるよう。バックを見ますと、ギターがさらに2本参加しております。ギター・サウンドを効果的に使った、僕好みの歌声が聴ける作品であることを願っております。「バラッドのように振舞う人々」というタイトルも、期待させますね。
フォーク好きの幼少時代をレベッカさんが過ごしたことが、容易に想像できる内容です。どこかセリア・ネルガードさんに通じる、曲作りと歌と演奏内容です。その意味では、僕の好みかと思うのですが、もう一つ愛着が出てこない。
ギターを主軸に据えてのゆったりしたアレンジに、優しく歌う姿は申し分ない。足りない点は、その声質。セリア・ネルガードさんの可愛らしい妖艶さがなく、清清しい声質のレベッカさんなのだ。ここは、好みの問題でしょう。
考えてみたら、昔はセリア・ネルガードさんのような歌声が好きではなかった。従って、このレベッカさんの歌声も、いつの日にか僕好みになるのかも知れないですね。