このデビー・レイノルズさん、瀬川瑛子さんに似ていると思うのは、僕だけでしょうか。
1932年テキサス州生まれのデビーさんは、1948年に地方の美人コンテストに入賞し、それがきっかけでワーナーと契約しました。1950年にフレッド・アスティアの相手役に抜擢されて「土曜は貴方に」に出演し、脚光を浴びました。その後は数多くの主演作品を残しております。また歌手としても、1957年に全米第1位になったミリオン・ヒット曲を残しております。その曲は映画「タミーと独身者」の主題歌である『タミー』。
今日取る上げる作品にはこの『タミー』は収録されておりませんが、スタンダードを12曲歌っております。
25年ほどコーヒーはブラックで飲んでいましたが、最近はミルクを少しだけ入れるようにしています。胃腸の調子が、これで少しは改善出来ればと思ってのことです。これで飲み慣れてくると、ブラック・コーヒーとは違う優しい味わいを、ミルク入りに感じています。
さてデビーさん。この作品の3曲目に、『you're the cream in my coffee』という、余り聞かない曲を取り上げています。このyouをデビーさんとしたら、今の僕の朝の状況と同じになります。僕がコーヒーに入れているミルクと同様の優しい雰囲気を、デビーさんの歌に感じるからです。優しいデビーさんの歌は、女優らしさも感じるもの。アメリカの美人歌手の作品として、時折り聴いてみたくなるものです。