ジョン・ヒックス(p),リチャード・デイヴィス(b),中村達也(d)とのクァルテット録音の、スンタンダード集です。目玉はスタンダードと、何といってもタイトル曲なのでしょう。
キングから1992年に発売され、Evidenceから1995年にアメリカ発売されたようです。僕のはEvidence盤なのですが、ジャケはキング盤と同じだと思います。
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固く畏まっているサンダース。最初の数曲はこんなサンダースも良いのではと思っていたが、全編こうだと苛立ってくるのだ。最後にヒックスとのデュオで「オヴァー・ザ・レインボウ」を演奏しているが、ここでもサンダースらしさが出ていない。そんな作品です。