『シークレット・ラブ』はドリス・デイが大ヒットさせた曲で、アカデミー主題歌賞を獲得したものです。クロスビーやシナトラ、そしてイーディ・ゴーメ等のポピュラー寄りの方々が好んで取り上げる曲だとか。その意味では、『my standard』でのカレンさんの雰囲気にピッタリのものです。
カレン２作目のこの作品は、１作目同様にギターとサックス入りコンボをバックにしております。
ボサノバの感じを出すアコースティック・ギターが印象的な『secret love』ですが、カレンさんの声には前作に比べて色気が加わったものです。『I'll nerver stop loving you』もギターの音色が印象的であり、ゆったりと演奏されているため、ギターとカレンさんの歌声がより一層マッチしてきています。カレンさんの色気と言えば、最初に収録されている『close your eyes』と『que sera sera』が、極め付きでしょうかね。『sentimental journey』でのアレンジも凝ったものであり、カレンの歌声の可愛らしくて色気がある雰囲気にピッタリと合ってます。『secret love』，『I'll nerver stop loving you』と共にドリス・デイの有名曲であるので、カレンさんのアイドルはドリス・デイなのでしょうかね。
３作目での雰囲気がどうなるか、気になってきました。