2004年12月26日掲載
GINMANBLACHMANDAHL   GINMANBLACHMANDAHL!
Verve原盤   2003年1月録音

 1作目が好評だったので、すぐに2作目が発売されたこのユニットですが、僕は「燃え上がっていない」と1作目を感じました。では何故2作目を買ったかと言えば、1作目と同時に買っただけのことです。

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 1作目とは違い、ここには力強いタッチでピアノを弾く Carsten Dahl がいる。実に嬉しい気持ちで、速いテンポの『well,you needn't』『all blues』を聴いた。その後に演奏されるゆっくり目の『blue in gree』が、実に活きた存在になっている。その後にアップ・テンポで『milestones』で、次に渋く『how deep is the ocean』とくる粋な展開だ。『caravan』で三度目の盛り上げで、最後に『sonnymoon for two』とくる。これはロリンズが傑作ライブのヴィレッジ・ヴァンガードで演奏している曲だが、Carsten Dahlは気だるい雰囲気を上手く出している。やはり選曲と構成なのだ。

 1作目とは違い、この2作目は愛聴盤席に座ることになりました。