1997年録音のデュー作を前に取り上げましたが、その際に触れた2001年録音盤を入手しました。果たして4年間でどれだけの進歩を遂げた歌い方に、彼女は変わって行ったのでしょうかね。
ジャケットの厚化粧振りとは別に、可愛らしい声は健在です。しかし、抜群の歌唱力とはいかず、曲によっては苦しい場面もあるのは事実。その中で、タイトル曲は抜群の出来です。
デビュー作とは違って、スタンダードだけで統一している選曲です。この考えの中で、無理した曲選びがあったのかな。選曲がピッタリとあったプロデュースを行えば、素晴らしい作品が生まれることでしょう。