ロドニーさんはベース奏者なのですが、彼の経歴についてはあまり情報が得られませんでした。10年ほど前からリーダー作を発表しており、この作品が5作目らしいですが、正確とは言えないと思います。ネット通販会社DNには、ベースの音が魅力的な作品とのコメントがあり、購入した次第です。
Eric Reed(p),Ron Blake(sax),Carl Allen(d)が参加しているクァルテット編成での録音です。全9曲すべてがロドニーさんオリジナルです。
方向性は、よくみかける現代版新主流派と言ったとこだろうが、散漫な印象でした。ベースの音にしても、録音の仕方が中途半端で、期待はずれでしたね。収穫はサックスのロン・ブレイク。この作品では曲にあわせた器用な演奏が目立ってますが、音色が魅力的な内容です。
ロンのリーダー作を聴きたいという思いが、収穫の1枚でした。