「Live At The Berlin Jazz Galerie」で欧州での人気を不動のものにしたパウアーが、1978年に吹き込んだスタジオ作品が、本日紹介する作品です。数多くあるらしいパウアーの作品の中で、人気が非常に高いものらしいです。
Jimmy Woods(b)とTony Inzalaco(d)とのトリオ作品です。
スピード感の「english garden walk」,スリル感の「flute song」と、パウアーの素敵なオリジナル曲で、「Live At The Berlin Jazz Galerie」よりもパワー・アップした演奏を堪能致しました。
残りの哀愁感はというと、エリントン作の「prelude to kiss」で発揮。まぁ、哀愁ではなく、恋愛映画での揺れ動く感情が、曲が持つロマンチックな雰囲気の中に上手く表現されております。
他にも聴き所が幾つもあり、ピアノ・トリオの名盤と言えるでしょう。