マイルス・バンドにディジョネットは居たんだが、僕には縁が無いんだな。ビッチェズ・ブリューからだからね。そのマイルスのバンドに入ったのはトニー・ウィリアムスの後釜としてなのですが、ディジョネットを有名にしたロイドのクァルテットに1966年に入ったのも、トニーの後釜。そのロイドのクァルテットで大活躍した後の1968年に吹き込んだ、最初のリーダー作がこれです。
メロディカで5曲、ドラムで3曲演奏しているディジョネットです。
メロディカって、幼稚園か小学校低学年のイメージですけど、それを使うからには何らしかの意図があってのことだと思っていた。しかし、ここで聴けるのは単なるチープなサウンド。何でこんなだらしない作品を作ったのだろうな。