「ジャズ・ピアノ1600」では白いラムゼイ・ルイスと評された作品です。
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「チム・チム・チャリー」のコルトレーン以外の演奏を聴くのは、実に久しぶりのこと。コルトレーンの初録音は1965年2月なので、コルトレーンからの影響はないようだ。
この曲を実にだらしなく弾いている。でも、この演奏がライブ盤だったら、雰囲気が変わったと思うよ。白いラムゼイ・ルイスという評にはピンとこないが、ライブでこそ真価を発揮するピアニストと感じたね。
「ユーア・マイ・ガール」がベストの演奏。ここでは彼の特徴がだらしなくでは無く、深い味わいに変化している。ライブでは、この深い味わいが随所に聴けたことでしょう。