「3大爵士頂尖巨星」なんてラベルが、香港HMVで買ったこの盤に貼ってあります。実は日本に帰国していた2月に香港でライブを行ったんだよね、このメンバー。折角の機会だけに行きたかったのですが、こればっかりは仕方なし。
さてこの盤は説明不要でしょう。SJで大賞を取った作品ですよね。マイルスとコルトレーンに捧げた内容です。
1960年代前半のマイルス・クインテットの内容を、空気感を含めて再現させたのは流石の一言。メンバーの個性が最も強く投入された「so what/impressions」が、その白眉。また7分間テナー・サックスだけで演奏された「naima」も聴き応え有り。
マッセイ・ホールでのこのライブ盤ではなく、香港文化中心で聴きたかったな。