美人ではないのだが、ジャケットのデザインから、これは楽しめる盤なのではと思い、購入カゴに入れた作品です。しかし記されている彼女の情報は少なく、マーク・マーフィが書いているライナーによるとアーストラリア出身であるとか、その程度ものだ。バックについても記載が無く、読みにくい筆記体で書かれている曲目はよれば、彼女の自作曲が数曲入ってます。
ピアノとのデュオで流れるアニタさんの声は、実に澄んでいて美しいもの。ただピアノとの一騎打ちの緊張感からなのか、余裕が感じられない。デビュー作だから、致し方ないことでしょう。
今インターネットで調べたのですが、この後に彼女は2つ作品を発表しており、どちらもピアノ・トリオをバックにしたもの。そちらを是非聴いてみたいな。