7024番なので、輝かしいプレスティッジ7000番台の初期のものであり、同楽器を集めて録音させるという安易な製作方針による最初の作品であることを期待した人も多いのではないかな。これは、トロンボーンのビッグ・ネーム3人がプレスティッジ10吋盤に残したリーダー・セッションを寄せ集めたものなのだ。
JJが1949年5月にセクステットで、カイが1949年8月に同じくセクステット、そしてベニーが1951年10月にセプテットで吹き込んだセッションが、それである。
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聴けば聴いたで、ビ・バップ時代を楽しめる1枚。