2003年10月17日掲載
D.D.Jackson         Suite For New York
Justin Time原盤    2002年12月録音

 メジャー・レーベルから自分の個性を出せるレーベルに戻って元気になったジャクソンの、ピアノ・トリオ作品を以前に取り上げましたが、今回のは何と9人編成での録音です。5管編成をどのように活かした内容なのでしょうか。

20031017

 タイトルからして壮大な組曲を想像していたら、頭でっかちに感じたのは最初のほうのナレーションだけで、ほんわりと楽しめる内容。ジャクソンの編曲はお見事。暖かく心に残るメロディの「hopes and dreams」が、印象的。大編成もこれはこれで良いけど、次はピアノ・トリオをやはり希望。