3か月前に買った作品ともなると、買った時の気持ちは忘れてくるのだが、これは覚えている。先ずジャケはOK。20歳代半ばのような女性が、椅子にもたれ掛かっている姿は艶かしいね。しかし、吉祥寺ユニオンが付けた宣伝文句に引っかかった。「麗しのロリータ・ヴォーカル・ファンの皆様、ノルウェーより最高の1枚です・・・」ってあるんだもんな。
ロリは入っていない僕には敬遠文句なのですが、ジャケの魅力で購入した次第です。
ところで香港はペナンに比べれば遥かに文化面では、充実しているよ。7月には、ジョー・スコ,ホーランド,ロバーノ,フォスターのクァルテットのコンサートがあったし、何と11月にはこのネガードさんが香港に来るのだ。 果たして前売りチケットを買うべき内容かな。
可愛いい声だが、妙に乾いているように響くと思えば、時には艶かしく囁いたりとし、その存在感は実に魅力的。
ほぼ全曲彼女のオリジナルだけど、その質の高さもなかなかのもの。心に響く歌い方のマイナー調2曲、「be still my heart」「lellaby to erle」が良かったね。
ポピュラー歌手とジャズ歌手の境目を定められないのが白人女性系ヴォーカルなのだが、万が一彼女がビックになっていけば、大物ポピュラー歌手になる予感がするな。
その前に、曲によってはオーケストラが入っているこの作品なのだが、ピアノ・トリオだけでの作品、特に素敵なオリジナルとスタンダードを交互に配した作品を切望するな。
勿論、チケットを買いますよ。