まぁリザボアのピアノ・トリオ新譜ですから、HMV横浜店の新譜コーナーから引き抜いたのは当然。しかし知らない名だと思いながら、お店作成のコメントを読めば、コルトレーンとの競演歴ありとあるではないか。
ゲッツと競演歴有りなら俺が知らないのなら当然だが、コルトレーンだぜ。
本当かよと思いながらペナンの部屋に戻り資料をひも解けば、確かにあった。
1958年に行われたセッション。しかしレイ・ドレーパーのリーダー・セッションであり、実質リーダーかもしれないがコルトレーンは客演の形。しかもジョン・メイヤーのスペルはJohn Maher。
さて、メイヤーさんの経歴。人名辞典やピアノ・トリオ1600に記載されていないので、ひっそりと活動してきたのではと想像します。ルーファス・リード(b)とビクター・ルイス(d)が競演しております。
リザボアのNYピアノなのだから、この位の出来は当然かな。
ジム・アンダーソンの好録音に乗って、快適なピアノ・トリオが楽しめます。