ペナン住まいで困る点はいくつもあるが、欲しいCDが入手出来ないのも大きなこと。タイムリーな入手は無理にしても、確実に手にしたいため、欲しい作品は渋谷ジャロさんに確保していただいている。澤野商会が知る人ぞしる存在の頃からここで取上げてきており、その内容に少なからずも感心している僕は、澤野発売品は全て確保していただいております。
そうやって入手したこの作品は、何と日本人女性ピアニストの作品。この手のは絶対に手を出さないのですが、「澤野全て確保」なのですからいたしかないね。
ジャケに顔写真を出していないから、ビジュアル的にはダメだろうし。何て思って裏や内ジャケを見たら、可愛いじゃない、綺麗じゃない。これだけで、さすがは澤野と唸ったね。
実は去年の7月に和泉京香さんて方を撮影したのですが、その方に似ておられる。和泉京香は美人に加えて、合気道4段。
山中千尋さんも、美人に加えて素敵なジャズ・ピアニストであることを願って聴いてみます。
高音が潰れた録音。篭った高音というべきかな。プロデューサーは彼女自身なので、この録音は狙った通りなのであろう。軽いタッチのピアノが心地よさを出しているが、トリオとしてのまとまり感は乏しい。中嶋みゆきの「a sand ship」(日本名は知りません)が注目されるところだが、アルバムの流れからは浮いた感じですね。