澤野が発掘した「埋もれていたジャズ・ピアニスト」の一人であるベント・エゲルブラダが、今度は澤野に新録を行いました。既にこの手法で数々の成功を収めてきた澤野商会、僕が気になるのは、如何にも前作を意識したセンスを感じさせないジャケットです。さて中身は。
何なんだろう、このベースの録音。物凄い重低音なんであるが、ピアノ・トリオでのバランスからは逸脱したもの。輪をかけていけないことに、音色がピック・アップを使っているのか、ベースの太い弦とデカイ胴体から唸る音とは程遠いもの。
これが気になり、エヴァンス系としかピアノは表現出来ないです。
再生装置の問題と言われると、どんな装置で聴けというこなのであろうかね。