澤野から以前発売されたヨス・ヴァン・ビーストの「ビコーズ・オブ・ユー」は、確かに買った。そして、このコーナーで取上げたはずなのである。しかし、掲載済み作品リストには載っていないや。
まぁ、いい。とにかくピアノ・トリオ作品である。甘そうなジャケである。
確かに甘いんだよね。しかし、その甘さに人生の辛酸を嘗めてきたものが絶妙に加わり、良い味を出している。「yesterdays」なんて、ビーストの独自の世界をだしている。ブラシの陰でひっそりとピアノが鳴っている「all the things you are」は、録音の良さも加わって、ピカ一の出来。
ジャケを見る限りでは50歳のビーストさんですが、やはり甘いピアノには人生経験が必要ってことかな。
ただし、ルグランの曲などを演奏すると、大原麗子主演の昔のドラマに流れてくるような音楽になってしまってるので、選曲のセンスが重要だと感じた盤。