本当は、裏ジャケを掲載したかったな。キャロルさんの驚いたような表情の表ジャケも良いですが、アンヨを見せながら深慮の表情でピアノに寄り添っている写真が素敵です。弾き語りもこなす彼女は、この作品でスタンダードからポップ・チューンまで幅広く歌っております。曲毎に異なるコンボをバックにしており、殆どの曲で彼女がアレンジを行っていますよ。
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重厚な低音が響き渡り、入れ替えたオーディオの威力発揮と喜んだのも一瞬で、人工的な低音にいささかウンザリして2曲目を迎えたが、同じ内容。ポップスなアレンジで統一された作品でありますが、彼女の声質はカラッとした色気があり、捨て難いものがあります。でも、このままでは二度とここで掲載する人ではないです。