新宿ユニオンで、「1990年代のピアノ・トリオ重要作品」みたいな特集を行なって際に、飾られていたものです。このシランスキーさんというピアノ弾きは知らない方ですし、Steve Laspina(b), Jeff Hirshfield(d)というメンツも記憶に無し。タイトルからすると、初リーダー作なのでしょうかね。
1曲目は、ハッキリと言いたい事を言わないピアニストだなと、感じましたが、2曲目の「love for sale」。これでもかと鍵盤を突き指するほど叩きつけて、ストレートに語り掛けてくる演奏に感心。ハッキリしない曲を挟みながらも、次に関心したのは「here's that rainy day」。静かな演奏ながらも、次第に燃え上がっていく演奏に興奮。
興味深いピアニストに巡り会えました。