僕が持っているＣＤは1990年にキャピトル傘下のブルー・ノートから発売されたものです。84451-2なんて番号が書いてあるので、４０００番台の作品と思ったが、ブルーノートの本には記載無し。とある本を読んでみれば、ユナイテッド・アーティスト原盤って書いてある。
まぁ兎に角この作品はＪＭが初来日してブームを巻き起こした直後に、ウェイン・ショーター(ts)を音楽監督に迎えてからの作品になります。フラー(tb)，ハバード(tp)，シダー・ウォルトン(p)，ジミー・メリット(b)というメンバーで、ハリウッドにあるジャズ・クラブでのライブ録音です。
よく言われることだが、本当にブレーキーはイイ若いモンを連れているよね。まさに爆発寸前の若さ溢れるメンツが、御大の後ろ盾を得て暴れまくっているよね。ショーターだけは音楽監督という立場からなのか、他の２管とピアノに比べて、溌剌さが足りないけどね。フラーの曲作りの上手さを実感出きる「three blind mice」、ウォルトン作のまさにファンキー節「plexis」が圧巻のデキの１枚です。
続編もあるので何れ取り上げますが、ＪＭの良さが表れている最後の時期の好盤ですな。