ベッドの上でウォークマンを聴きながら物思いにふけっているヤンさんの、綺麗なお足に惹かれて購入した1枚です。彼女は歌手であると共に、バイオリン奏者。また、舞台女優でもあるそうです。オランダ人の彼女の初ジャズ作品らしい本盤ですが、ギター・ピアノ・ベース・ドラム・ソプラノ・サックス・バンドネオン・パーカッションをバックにして、どんな歌声を聴かせてくれるのでしょうかね。
「in a sentimental mood」での確かな歌唱力と美しい歌声を認めながらも、紫煙漂うクラブではなくホールが似合う雰囲気で、少し興味が薄らぐ感じ。しかし「the underdog」でのシットリ感と、「calling you」という題材の選び方と料理方法に感心し、この辺をもっと強調した作品を期待した次第です。