チャーリー・マリアーノで思い出すことといえば、秋吉敏子の元旦那ってことでしょうかね。時折彼がサイドで参加した作品を聴くと、趣味のよいアルトだとは感じるのですが、リーダー作はこれ1枚しか持っていません。
ジョン・ウィリアムス(p),マックス・ベネット(b),メル・ルイス(d)とのクァルテットによるワン・ホーン作品で、スタンダードを中心に8曲収録されています。
久保田高司さんによれば、ペッパーとシャンクと並んでマリアーノは、1950年代にピークを示した白人アルト奏者だとか。確かに達者な演奏と柔らかい音色が楽しめるけど、華がないね。僕にとっては、あくまでサイドで聴きたい奏者です。