2001年10月18日掲載
Ben Besiakov      Choo Choo
Stunt原盤         1997年11月録音

 1957年にコペンハーゲンに生まれたベン・ベジアコフは、1990年にスティープル・チェイスにトリオ・作品を吹き込んでおります。僕は未聴なのですが、ビ・バップ時代の名曲を新たな解釈で演奏しているとか。今日取り上げるこの盤では、「on green dolphin street」「my romance」「laura」等全6曲幅広い選曲となっております。

 クレジットによればオルガンも一部で弾いていることになっております。

20011018

 陰のある音色で、時折見せる斜に構えた演奏が印象的なピアニストです。「you and the night and the music」が、その個性が最良に発揮された内容です。また甘いバラッド「laura」がこの人にかかると、一層素敵な曲になります。メロディを活かした前半、アドリブ冴え渡りながら盛り上げて行く後半など、10分近い演奏があっという間に終ってしまいます。GJTなどのピアノ・トリオでの名演が残っている曲ですが、その中にベジアコフの名前が大きく刻み込まれました。

 最後の曲を軽快に盛り上げるために使われたオルガンも効果的。寺島本「新しいJAZZを聴け!」では、ベース奏者がマックィーン似と書かれているが、写真だけ見ると違うけどな。でも、1990年代の名盤入りと書かれているのは、間違い無しですな。