SJの輸入盤紹介でこの作品を見た時は、ジャケのセンスからして全く興味の無い作品でしたが、何故かジャケが記憶に残ってしまいました。それから1年、9割方ペケな作品だろうと思いながらも、買ってしまったのです。Mathias Landaeus(p),Karl-Martin Almqvist(ts),David Miller(b),Sebastian Voegler(d)でのクァルテット編成で、全8曲リーダーであるMathias Landaeusの手によるもので、スエーデンのレーベルからの発売です。
バッキングでは強いタッチで素敵なピアノなのですが、ソロでは線が弱くなって、しかも掴み所のない演奏ですね。荒削りながらテナー・サックスのKarl-Martin Almqvistの可能性に、聴き進むに連れて興味が移っていきました。ジャケのように記憶に残る作品とは、言い難いです。