ベルント・エゲルブラドという、1932年にスェーデンで生まれたお方の作品です。1964年に吹き込まれた「schizo」という作品で、「隠れエヴァンス派」との異名を取ったそうです。それかた24年後に、同じメンバーで吹き込んだのがこの作品。自作の曲がほとんで、一部の好事家の間ではこの作品を、「子供」という呼び方をされているそうです。
隠れエヴァンス派」というのは確かですが、よりパーカッシブにした感じです。タイトル曲や「night hawk」というエゲルブラドの曲作りも上手いしね。彼はスウェーデンでは、ラジオやTV,映画の音楽で活躍しているらしいので、その方面では高い評価を得ているのでしょう。今回の澤野商会の復刻で、日本のジャズ・ファンにも、彼の名は広がることでしょう。