2000年6月25日掲載
Dave Holland     Triplicate
ECM原盤       1988年3月録音

 イギリス生れの ベーシストのデイブ・ホランドは、1960年第後半にクラシックを勉強しながらも、ジョン・サー マンやロニー・スコットなどのジャズ・マンとも共演していました。彼にとっての大きな出来事 は、1969年から1年間のマイルス・バンドへの参加でしょう。その後、チック・コリアのバンド で活動しながら、1980年代には自己のグループを結成し注目を浴びたのです。この作品は、 スティーヴ・コールマン(as)とジャック・ディジョネット(d)とのトリオで吹込んだ作品で、発売 直後に購入し、何度も聴いた作品です。

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 ホランドとディジョネットの連携が良いですね。 それと、コールマン。当時は新進気鋭のサックス奏者で、JMTから気合の入った作品を連発 していましたね。この作品でも、その勢いは健在です。そー言えばコールマン、一昨年の2枚 組みCDが高い評価を得ていた記憶が。デューク・エリントン作の“take the coltrane”での コールマンの妖艶な音色を聴いて、急に欲しくなりました。