2000年6月11日掲載
Houston Person      Goodness!
Prestige原盤              1969年8月録音

 テナー奏者のハウ ストン・パーソンは、1966年からプレスティッジに数多くの作品を残していますね。この作品は6作 目でして、オルガン(Sonny Phillips)が入って、ギター(Billy Butler)が入って、オマケにコンガまで 入ったシクステットでの吹込みです。

20000611

 A面1曲目の“Hey Driver”は、典型的なソウル・ジャズ・ ロック。幼い頃に見たTVドラマのバックは、こんなのが流れていたな。この手の曲が続くかと思いきや、 B面の2曲目は清涼感が気持ち良い“Jamilah”。ラストのスロー・ナンバー“close your eyes”では、 テナーとギターの掛合いが絶妙です。骨のあるテナー奏者ハウストン・パーソンのいろんな面を堪能出来る、 この時期のプレスティッジの中では、お薦めの作品です。