これを買った理由はただ一つ、コルトレーンとの名前だからです。しかしジョン・コルトレーンがアリスとのあいだに授かったのは、男の子三人ですので、ジョン・コルトレーンの娘さんとは違うのでしょう。
ミキとピアノのScot Hiltzik って方がプロデュースしており、曲はこのピアニストの作になっております。ただし1曲だけ、ジョン・コルトレーンが名盤ブルー・トレーンに吹込んだレイジーバードが含まれておりますよ。全10曲、曲によってバックのメンバー が替わっているのですが、コンボ。有名どころでは、ラルフ・ムーアが1曲だけ参加しています。
またアリス・コルトレーンとラヴィ・コルトレーンとが、これまた1曲だけ参加しております。
コンテンポラリーっていうのかな、あんな感じ。少しかすれている声は魅力なのだが、感情表現が出来ていない。このレーベルのサイトに、この作品に対する各マスコミのコメントが載っていたのですが、堤燈記事のように思えました。唯一のバラッ ドである“lessons”では、その辺が露呈しております。
(2022年6月19日一部訂正)