去年、大評判を呼んだ作品です。ダイアナ・クラールは基本的にはヴォーカリストですが、ピアノの弾き語りもされる方です。理由は無いのですが僕は何故か、弾き語りのジャズ・ ヴォーカルには手を出さないので、この作品が彼女との最初の出会いです。横浜HMVで 安売りをしていたので買ったのですが、今冬一番聴いたヴォーカル作品になりました。曲によってバックの編成は違うのですが、ほぼ全曲にギターのラッセル・マローンが顔を出して います。
重みのある声が甘く響いて、あっという間に一面彼女の世界に染まってしまいますね。スローを歌わせたら、今一番なの では。二番・三番は知らないけど。ラッセル・マローンのホンワカしたギターが絶妙にマッチ しており、世間の大絶賛の声にはうなずけます。評判の高いモノには、やはり素直に接した 方が良いのかな。