2000年4月9日掲載
Ryan Kisor         Point of Arrival
Criss Cross原盤    1998年12月録音

 ライアン・カイザーという若いトランペッターは、最近SJ紙でべた褒めされていますね。 金盤にもされたようだしね。これを買った理由は、クリスクロスの新譜だからです。17歳 の時にルイ・アームストロング・インターナショナル・コンペティションで優勝し、その後リンカーン・ジャズ・オーケストラなどで活躍しているようです。Peter Zak(p)、John Webber (b)、Willie Jones Ⅲ(d)というクァルテット編成で、1曲だけJustin Kisor(tp)が参加して います。兄弟なのかな。

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 何かリズムに対するタイミングが、ずれているみたい。まぁ実際にズレているわけではなく、そう感じさせる部分が僕の趣向と合わない だけでしょうけどね。全編無難な演奏なのですが、何か心に訴えかけるものがなし。曲もメンバーのオリジナルが多く、良いメロディではない。Justin Kisorはライアンの弟だそうですが、 こっちの方が良いね。