2000年2月21日掲載
Scott Colley       Subliminal…
Criss Cross原盤     1997年12月録音

 この作品のリーダーであるベース弾きのスコット・コリーは、西海岸出身の方です。カーメン・マクレエの伴奏を最初に、ガレスピー、アート・ファーマー、ジョ・スコなどの有名な方々と共演を重ねてきました。と書きましたが、意識しては初めて聴く方です。共演者には、 一時かなり注目されていたクリス・ポッター(ts,bcl)、驚異の新人と言われてたらしいビル・キャロサーズ(p)、ドラムにはビル・スチュワートが参加しているクァルテット作品です。コリーのオリジナルを中心に9曲演奏されてますが、どのようなリーダーシップを発揮しているのかが、どんなミュージュシャンなのかと合わせて楽しみです。

20000221

 Scott Colley の Subliminal...。聴かせ所が無いまま終ってしまいました。ビル・スチュワートの粋なドラムと、やけに甲高いテナー・サックスの音だけが印象に残りましたよ。スコット・コリーは、的確なサイド・マンとしてだけの方でしょう。