2000年12月19日掲載
Melvin Rhyne           Classmasters
Criss Cross原盤    1999年12月録音

 メルヴィン・ラインはオルガン奏者、ジャケをみるとかなりのベテランのようです。しかし、この名前は初耳です。このレーベルへの吹き込みは6枚目ということなので、それなりに活動されているお方なのでしょう。エリック・アレキサンダー(ts)とピーター・バーンスタイン(g)の他に、ドラムとパーカッションが入っています。

20001219

 ケニー・ワシントンのブラシにバーンスタインのシングル・トーンのギターがまとわり、かすかなオルガンの音が悲しい曲を色づけている。「don't explain」での印象的な出だしです。エリック・アレキサンダーの奔放さが主で展開される他の曲も楽しいのですが、「don't explain」の悲しい色が強く印象に残る作品です。