1999年2月17日掲載
Pim Jacobs       come fly with me
Philips原盤      1982年録音

 オランダのピアニスト ピム・ヤコブスは1950年代から活躍しており、リタ・ライスの伴奏者としても有名な方です。日本人好みのスタンダード曲を選んでいるこのアルバム、ピアノトリオでの素敵な演奏が聞けそうです。ジャケットは飛行機から降りてきた3人の写真で、KLM航空であるところはまさにヨーロッパですね。

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 ジャズはやはりアメリカが本場。ということは日本もヨーロッパも、ジャズでは外国という言い方も出来ますよね。選曲の趣味といい、心地良 いピアノといい、正に日本人好みの一枚です。でも日本のミュージュシャンとの違いは何か、それはセンスですね。やはり歴史が違う。昔からジャズで使われる楽器に慣れ親しんでいるからね。自動車でも同じことが言えるだろうな。本当にセンスの良さが光る1枚です。