アート・ペッパーのアルトを中心としたホーン8人を前面にだしたジャズオーケストラアルバムです。オーケストラが嫌いな私が持っている数少ない中の1つです。メル・トーメの歌伴オーケストラの編曲者で有名なピアニストでもあるマーティ・ペイチの有名アルバムで、楽屋でくつろぐ踊り子のジャケットから通称”踊り子”と呼ばれてます。さて1曲聴いただけで止めるか、スコット・ラファロのベースとペッパーのアルトに魅せられて最後まで楽しむか、どちらになることか。
やはり僕はブラバン系統は苦手かも。でも、最後まで2度も聞きました。今まで聞いたこの手のとどこが違うのか、解説によると、アレンジはハーモニーではなくユニゾンを重視しているとのこと。僕はペッパーのアル トの活きの良さと、エバンストリオ加入前のラファロのベースが全体を引き締めているのが 聞き所だと思います。サミー・デイビスJr主演ミュージュカルの挿入歌"too close for comfort" のアレンジは気に入りました。この曲を聞くために、たまにはこのアルバムを聞いてみます。