アル・ディ・メオラのソロ作品として2枚目のもので、ファースト・コールなメンバーとの録音です。
ウィキペディアによれば本作品は、
「Mediterranean Sundance においてフラメンコ・ギタリストのパコ・デ・ルシアと初共演を果たし、ここで聴けるアコースティック・ギター2本の絡みは、ディ・メオラの後の方向性を暗示している」
「ハードロック的な激しいサウンドに、スペイン音楽のメロディを持ち込んだ Race With Devil On Spanish Highway は、後にアメリカのヘヴィメタル・バンド、ライオットがカヴァーした」
とのことです。
スーパー・ギター・トリオと世間が呼ぶ驚愕ギター3人組の端緒とも言える「Mediterranean Sundance(地中海の舞踏)」でのアコースティック・ギターの魅力をスペインの微風で響かせています。また「Race With Devil On Spanish Highway」ではベースとパーカッションでの強いリズムに、メオラがスペインの熱風を送り込んでいます。
こんな風に幾つもの映像を聴く者に届けてくれる本作品は、素晴らしいものです。