今では大物となっているイスラエル出身ジャズマンから、高い信用を得ているピアニストのオメル・クラインは、1982年にイスラエルで生まれました。7歳からピアノを始めた彼は、10歳代の時にはすでにイスラエルで知られた存在になっていました。彼は2005年にボストンに渡り、そこでもすぐに注目を浴び、それはNYに渡ってからも同じでした。(Wikipediaより)
2006年から今までに8枚のリーダー作を発表している彼ですが、今日取り上げる作品は7枚目となります。Haggai Cohen - Milo(b) と Amir Bresler(d)との演奏です。
クラインの確かな演奏技術と豊かな想像力が、魅力あるピアノ・トリオ作品を作り上げています。これは、レギュラー活動している三人ならではなのでしょう。いくつものタイプの演奏を並べているところには、作品作りのうまさを感じます。
常にピアノ・トリオの新譜を追いかけている方々を喜ばせて作品なのかなと、私は思いました。