3集目を5年前に取上げておりました。順番が逆になっておりますが、今日はその2集目を取上げあます。
『more than you know』や『come rain or come shine』などのスタンダードにも興味がありますが、クレジットを眺める限りでは『The Panther』が興味のポイント。この曲は、レコーディング上では、1970年のモントレー・ジャズ祭で演奏したのを、プレスティッジから発売されたのが最初。その後ゴードンの十八番となり、度々レコーディングされております。
ミディアム・テンポで演奏された『タンジジェリン』でのゴードンの愛の囁き方が、ストレートに響いてきました。ケイブルスのピアノの熱演もあり、この曲が今回のお気に入りです。
因みにゴードンは、1972年のプレスティッジに残したアルバムに、「タンジジェリン」があります。黒字にオレンジが大きく写ったジャケットです。しかし僕はそれを持っていないし、聴いた事もないのです。今回聴いてみてこの曲が気に入り、そしてネットで調べて知った作品です。いつかは入手してみたいものです。