1980年代後半にCD化された際に買った作品です。当時の印象は、中途半端な内容、掴み所の無い作品とのモノでした。1963年からBNで5枚の作品を発表し、オリン・キープニュースが設立したレーベルに移っての、最初の作品です。
マイク・ローレンス(tp),グラチャン・モンカー(tb),ケニー・バロン(p),ロン・カーター(b),ルイス・ヘイス(d)との録音です。
新主流派の流れに乗った3管のアレンジの妙が、この作品の狙い。でも、心に残ったのは、その意味合いが薄かった『チェルシー・ブリッジ』と『ワンス・アイ・ラブド』の2曲。
ヘンダーソンとバロンの濃厚な演奏が欲しかったと、思った作品。