デイヴ・ホランドとロイ・ヘインズとのトリオで吹き込んだ作品なのだから、パットも聴き応えある演奏をしてくれるだろうと思って、購入した作品です。それは最近のことかと思っていたら、あと数年で20年になってしまうのです。その際に聴いた印象は、はっきりと残っていません。この時期の他の作品で聴けるパットと同様のものです。タイトルのような受け答えがあったのか、聴いてみます。
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このユニットでもパットらしさは変わらず。共演の二人は、トリオの醍醐味と言うより、パットの伴奏者との面が強いものです。曲はパットのオリジナルが並んでいるのですが、マイルス作の『solar』とスタンダード『all the things you are』での3人のやり取りが、魅力的に感じた作品です。