中村達也というドラム奏者の作品です。彼の詳しい経歴は、ネット上で得られますが、その際にはロック系に同姓同名のドラム奏者がおりますので、ご注意を。
1945年1月に栃木県大田原に生まれた彼は、高校時代から苦労してドラムを勉強しておりました。フリー系のドラム奏者として日本ではそこそこ名前が知られていたそうです。1974年に渡米後は、主にロフト系ミュージュシャンと交流を広めていったそうです。そして彼の演奏スタイルも、フリーから徐々に一定のリズムを持ったスタイルに変わっていったそうです。
そんな過程の中でのミュージュシャンとの交流を通して、1976年に「ソング・オブ・ハット」という初リーダーを発表し、その後も着実な活動を続けてきました。今日取上げる作品は彼にとって何作目かは分かりませんが、豪華な顔ぶれです。アダムス,ヒックス,そしてリチャード・デイビスというもの。これを購入した理由は、アダムスの参加、これ一つであります。
アダムス現役バリバリのこの時代を、アダムス好きで過ごした方は、この作品の購入を見送ることはあり得ない事。それでも世の中で、この作品が語られる事が全くない。そんなことから、この作品の内容は推測出来るでしょう。燃える部分がありません、この作品は。