このストリービルでのライブは、2集も発売されております。スタンダードを中心に、レイニーの曲や、パウエルの曲などを取り上げております。
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バラッドの『everything happens to me』と『yesterdays』が白眉。ゲッツの歌心が、聴く者の心に突き刺さる演奏です。ゲッツのメロディになっていることに、感心します。他のメンバーには光が当たっていないのは残念ですが、ゲッツの演奏だけで満腹であります。特に『yesterdays』でのゲッツのソロと、その後ろで響くベース・ラインの躍動感との組合せは、西海岸ジャズの素晴らしさが象徴されていおります。