2005年8月1日掲載
Judy Garland     The Best of Judy Garland
Decca原盤            1940年代録音

 何でジュディ・ガーランドのベスト盤を買ったのかは覚えておりませんが、兎に角この盤は、彼女がデッカ時代に残した膨大な録音の中から選りすぐったものです。時期としては1930年代後半から1940年代中頃までの録音であり、彼女の主演映画のヒット主題歌ばかりであります。

 さて彼女に関する面白いエピソードを一つ。何でも5回結婚したそうなのだ。1941年に音楽家デイヴィッド・ローズ、1945年に監督ヴィンセント・ミネリ、1952年にプロデューサーのシド・ラフト、1964年に俳優マーク・へロン、そして1969年に実業家ミッキー・ディーンズという具合です。ライザ・ミネリは2度目の旦那さんとの子供になります。

20050801

 第二次世界大戦後の活況を呈していたアメリカの、娯楽産業の頂点が映画産業の、最も華やかな部分が詰まっているCDです。その雰囲気を存分に味わえば、このCDの存在意義があるというもの。

 個々の曲がどうのこうのということではないが、例えば『ラヴ」という曲。フレッド・アステア,ジーン・ケリー,ルシル・ボール,そしてジュディというオールスター・キャストで1946年に製作された「ジークフェルド・フォーリーズ」という映画で使われた曲。本編ではリナ・ホーンが歌っていたが、ジュディの歌も情熱的でなかなかなもの。

 様々な顔を歌を通じて表現できるジュディであることを実感しながら、豪華な時代をデータから満喫できる1曲です。