これも、ネット通販店DNのオマケ品です。
ダスコ・ゴイコヴィッチが、他にトランペット3人を引き連れて、合計ペット4本で演奏している作品です。ダスコと言えばワン・ホーンのイメージが強いだけに、この編成は意外な感じがします。
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哀愁のテランペッターというイメージのダスコの経歴には、長い間のビッグ・バンド暦があるのです。ベオグラード放送局のビッグ・バンドを皮切りに、メイナード・ファーガソン,ウッディ・ハーマン,クラーク-ボラーン楽団というような具合です。この作品では、そのビッグ・バンド出身のダスコの姿が味わえる1枚です。しかし、哀愁ミュート・トランペットでダスコが輝く『サマータイム』が、この作品の白眉でした。