2004年9月25日掲載
Patti Page       in the land of hi-fi
Emarcy原盤     1956年録音

 「テネシー・ワルツ」のパティ・ペイジである。彼女は、最初からポップス畑の方だそうだ。そんな中でもジャズのフィーリングを感じさせる作品を残しており、1950年代のエマーシーにそんな作品が吹き込まれていて、この作品もそんな1枚なのだ。1950年の「テネシー・ワルツ」大ヒットから6年経って吹き込まれたこの盤、「テネシー・ワルツ」は入っておりません。

20040925

 アメリカ黄金の1950年代を感じさせるペイジさんの歌であります。いろんな表情を持っている歌であり、その上手さは流石です。エマーシーは相当気合を入れて録音に望んだようで、バックのオーケストラにはずらりと一流ジャズ・マンを揃えているとかで、ビッグ・バンド好きにもお勧めの盤と言えるのでしょう。