この作品は、今年の4月に渋谷ジャロさんにオーダーしたものなのですが、SJ7月号のヴィーナスの広告を見て、ジャケットが違っていることに気が付きました。確か4月の新譜だっと思うので、何でそんな早くジャケット変更を行ったのかと不思議な気分です。
美人のシモーネさんは1981年オーストリア生まれとの事。2000年にアメリカに渡りクラブで歌っていたところ評判となり、ヴィーナスのプロデューサーの目にも留まり、ここに初作品が吹き込まれた次第です。
ピアノ・トリオをバックに、スタンダードを中心に15曲歌っております。
声質は抜群。ヴィーナスが惚れ込んだだけのことがあります。しかし、物足りなさが残る。歌唱力もあるのに、曲が終わるたびに物足りなさを感じるのです。これは、表現力不足なのでしょうね。
話しそれますが、日本女性歌手の作品が最近多発されてますよね。それらを聴いていないので内容についてはコメント出来ないですが、青田刈りしているような気がしてなりません。このシモーネさんも青田刈りだったのかな。もう暫くクラブでの経験を積ませてデビューさせれば良かったのではと、思ってます。
最後にジャケットの話。これは僕の勘違いのようです。どうやら、CDとLPでジャケットを変えているようです。