アルト・サックス奏者のスティーブ・コールマンにとっても、JMTというレーベルにとっても、この作品はこの世に出した始めてのものになります。
これを買った当時は、えらくこの作品を聴いた記憶があります。それで、コールマンとJMTに非常に興味を持ったのですが、何せジャズを聴き始めて4年目ほどの時期のこと。聴きたいものが目の前に溢れかえっており、そんな状態の中で、JMTの作品は数枚買ったのですが、コールマンはその噂を聞きながらも買いそびれたままになっております。
ジュリ・アレン(p),ロニー・プラキシコ(b),マーヴィン・スミス(d)とのクァルテットを中心にした作品です。
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考えてみれば、凄いメンバーが揃っているよね。いろいろな音楽から影響を受けた才能豊かな若者が、自身を持ってこの世に出した1枚と言えるでしょう。スティーブ・コールマンの作品を、今度の帰国の際に買い集めてみようと思います。