この時期のジャズ界の話題を一身に集めた1枚です。マーカス・ロバーツ,ボブ・ハースト,ジェフ・ワッツとのクァルテットで吹き込んだ作品です。
ドラムのジェフ・ワッツを中心に、刻々と変化していくリズムを刻んでいる。この楽しさは、以前には気が付かなかった。
ではウイントンはというと、器用なペットを披露している。webページ上にこの作品が数多くコメントされているが、奏者側からのウイントンへの感想が多いのだ。この辺りが、17年前の購入時点では何度も聴いたけど、その後すぐに押入れの奥に聞けて言った理由に繋がるのではないかな。聴くこと専門の人間には、ウイントンへの魅力が感じられなかったということだ。
しかし、バックにこれだけの演奏をさせたウイントンには、流石というほかない。